大森暢子 Yoko Ohmori カンテ部門「マラゲーニャ」 Comment受賞者コメント この度は、日本フラメンコ協会新人公演奨励賞受賞、並びにカンテデラスミナス予選通過というあまりに名誉あるお取り計らいを頂き、光栄なことと嬉しく受け止めています。 応援してくれた家族、友達、私のペースに寄り添って下さりながら力強く押し上げてくださったギタリストの鈴木さん、そしてなによりも、ギリギリまで難しい節回しをチェックしてくださった小森先生と、きめ細やかに発声・発音指導をしてくださった石塚先生に心より感謝しています。 昨年の新人公演の折、どんなに取り繕っても、表現はその人の人となりが表れてしまうものなのだということを実感し、さらに「これしかできないけどこれが精一杯です」というものを差し出すのではなく、「これとこれはできてこれが好き。これが私だよ」と差し出すことが出来て初めて、自分の表現というものになるのではないか?という気付きを得ました。その経験が、この一年自分を成長させる糧になってくれたと思います。新人公演に向けて練習し、考えることは私にとってとても大きな意味を持ちました。 私はあまり真面目な生徒ではないですし、憶えも悪く、歌える歌も多くありません。踊り伴唱もまだまだ経験が浅く、カンテそのものの技術も知識も浅いと思います。そんな私が、この様な名誉ある賞とチャンスを頂き、正直戸惑いも感じますが、浅いからこその励ましなのだと都合良く解釈して、来年のカンテ・デ・ラス・ミナスの舞台でまた意義のある経験を積める様に一年間学んで行こうと思っています。本当にありがとうございました。
Comment受賞者コメント
この度は、日本フラメンコ協会新人公演奨励賞受賞、並びにカンテデラスミナス予選通過というあまりに名誉あるお取り計らいを頂き、光栄なことと嬉しく受け止めています。
応援してくれた家族、友達、私のペースに寄り添って下さりながら力強く押し上げてくださったギタリストの鈴木さん、そしてなによりも、ギリギリまで難しい節回しをチェックしてくださった小森先生と、きめ細やかに発声・発音指導をしてくださった石塚先生に心より感謝しています。
昨年の新人公演の折、どんなに取り繕っても、表現はその人の人となりが表れてしまうものなのだということを実感し、さらに「これしかできないけどこれが精一杯です」というものを差し出すのではなく、「これとこれはできてこれが好き。これが私だよ」と差し出すことが出来て初めて、自分の表現というものになるのではないか?という気付きを得ました。その経験が、この一年自分を成長させる糧になってくれたと思います。新人公演に向けて練習し、考えることは私にとってとても大きな意味を持ちました。
私はあまり真面目な生徒ではないですし、憶えも悪く、歌える歌も多くありません。踊り伴唱もまだまだ経験が浅く、カンテそのものの技術も知識も浅いと思います。そんな私が、この様な名誉ある賞とチャンスを頂き、正直戸惑いも感じますが、浅いからこその励ましなのだと都合良く解釈して、来年のカンテ・デ・ラス・ミナスの舞台でまた意義のある経験を積める様に一年間学んで行こうと思っています。本当にありがとうございました。